もうそうびと

2021.02.16 空き家を借りた人

熊谷のど真ん中!建築士が設計してくれるシェアオフィス
【シェアオフィス★エイエイオー】

熊谷の歴史を俯瞰してきた星川エリア

熊谷次郎直実、宿場町熊谷宿、最後の被爆地、一時は熊谷県の県庁所在地など熊谷の歴史は深く面白い。歴史を俯瞰してきた星川エリアは整備され、まっすぐの直線が印象的な熊谷のシンボルロードです。しかし、時代とともに、人通りは減少し、同時に店舗もシャッター化。さらには、解体され駐車場へと風景が変遷しています。

20年後に熊谷は元気ですか?

そう話すのは、建築士ユニットのA.A.Oさん。今ある”空き家”を”開き屋”にリノベーションし、新しくチャレンジできる土壌作りを目指しています。彼らが今、取り組んでいるのが、原口商店。4階建てのビルをまるっとリノベーションする計画をしています。

1Fはすでにシェアカフェとしてリノベーション済。次は。。。

「2Fにはシェアオフィスへと計画しています。僕らの強みは建築士が4人のユニットということ。」
個室型のブースを作り、入居される方の希望に沿った、デスクのサイズ、棚の設置や内装の色などをトータルデザインしてくれるデザイナーズオフィスブースとしてリリースを予定しています。入居の家賃も相場も変わらずで、使い勝手良く、希望によってはハンモック付というのもできるそうです。1階にはカフェも併設されているため、食職近接で仕事が捗るかもしれませんね。

全てが揃っているスペースではなく、まだまだ途中のビルですが、メンバー同士の関係性やクリエイティビティが育つようには考えると、全てを仕上げなくても、入居の方々と決めて、有機的に作っていく。そんな育ちそうな芽が熊谷に根ざすといいなと思いました。入居者によって、子ども向けワークショップ、演劇体験、美術作家による展示や個展、音楽ライブなどが開催され、各々で全く違うように育っていくビルといった感じでしょうか?多様な方の居場所と出番を創造していくと20年後も、あついぞ!熊谷なんて妄想してしています。

シェアオフィス★エイエイオー

熊谷市本町1-222-2F

個室型シェアオフィス  ¥25,000/月