もうそうびと

2025.07.30 空き家を借りた人

リラクゼーションサロンNeo

リラクゼーションサロンNeo

一人ひとりの“今”に寄り添う施術を

「シェアサロン みかんビル」の2階に、心と体の緊張をほどいてくれる素敵なリラクゼーションサロンがあります。その名も 「リラクゼーションサロン Neo」。今回は、そんなNeoさんに取材させていただき、開業のきっかけや施術への思いをたっぷりと伺ってきました。

「あなた、独立した方がいいよ」
 ——そんな声がすべての始まり

Neoのオーナーセラピストさんは、開業前に日帰り温泉施設のリラクゼーションルームで働いていました。施術を受けたお客様からは「気持ちよかった!」「あなた、腕がいいね」と言ってもらえることが多く、ある日「独立してみたらどう?」と声をかけられたことが、すべての始まりだったそうです。「実は自分にあまり自信がなくて…」と語る彼女。そんな自分にとって、お客様や知人からの言葉は大きな後押しになったと言います。

開業にあたっては、これまでのお客様が多かった東松山エリアで物件を探し始めたそうですが、条件に合う物件にはなかなか出会えず。
「以前からInstagramでみかんビルの存在は知っていたんです。物件を探している途中で、ちょうどレンタルブースの募集があって。内覧に行ってみたら雰囲気も広さもちょうどよくて、もう“ここだ!”って即決でした」
まさに運命的な繋がり。お話しを伺いながら、勝手にわくわくしてしまいました。

リラクゼーションの原点は
「スポーツトレーナーとしての学び」

リラクゼーションを生業にする前、実はスポーツトレーナーの専門学校で学んでいた彼女。身体の構造やケア方法についてしっかりと基礎を学んでいたことが、今の施術にも大きく活かされています。

卒業後は早くに結婚・出産し、しばらくは事務職として働いていたものの、「パソコン仕事がどうしても合わなくて…」と感じていたそうです。子育てが少し落ち着いたタイミングで整形外科のある医療機関に勤務。リハビリや患者さんの不調と向き合う日々の中で、「やっぱり身体のケアに関わる仕事がしたい」と再認識したそうです。
その後、リラクゼーション業界に転職。現場で経験を積みながら技術を高め、今のサロン開業に至りました。

家庭と仕事の“心地よい距離感”

サロンは【日曜・木曜定休】。このお休みの設定にも、家庭との両立を考えた工夫があります。
小学生のお子さんが野球をしているため、日曜日は送迎や応援に専念。そして木曜日は、日常の家事ではこなしきれない用事やリセットの時間として活用。

「無理なく続けられること」を大切にしており、シェアサロンという形態はまさにぴったり。開業してからは、「この場所に出会えたからこそ叶ったことがたくさんある」と笑顔で話してくれました。

一人ひとりの“今”の状態に合わせた

オーダーメイド施術

Neoの施術スタイルは、タイ古式やリンパドレナージュなど、コースこそありますが、その中身はお客様一人ひとりに合わせたオーダーメイドです。最初に足湯に入っていただきながらカウンセリングを行い、自覚症状のある箇所はもちろん、全身の状態を見ながらアプローチしていきます。
「自分でストレッチするのは痛いし、難しい」と感じる方にも、身体を“心地よく伸ばす・ほぐす”ことを目的に施術しているそうです。

医療機関に行くほどではないけれど、「なんとなく不調」「疲れが抜けない」という声に応えることが、Neoの施術の軸になっています。

男性にも人気!
耳つぼで身体の内側から整える

Neoのもうひとつ特徴が「耳つぼ施術」最近は耳つぼジュエリーが流行っていることもあり、この施術が受けられるサロンとして女性客も増えてきたそうですが、もともとサロンに通われるお客様は男性も多く、今も全体の7割がリピーターという信頼の高さです。

耳には多くのツボがあり、不調に合わせて専用のシールを貼ることで効果が期待できます。女性ではリフトアップや冷えの改善、男性にも人気で、特に40~60歳代の夜間頻尿やお身体の悩みの改善を目的に施術を受けられるそうです。

Neoでは その人の体調に合わせた“健康志向”の耳つぼ施術を行っており、これが男女問わず支持される理由のひとつです。

 

Neoオリジナル イヤーカフ

耳つぼ専用のシールは便利ですが、肌が弱くてかぶれてしまう方も少なくありません。そんなお客様の声をきっかけに誕生したのが、Neoオリジナル商品のイヤーカフです。

このイヤーカフは、完全オーダーメイドでお客様のツボにぴったりフィットするよう設計されており、繰り返し使えます。しかも上品なデザインなので、アクセサリー感覚で装着できるのも魅力です。

「健康とおしゃれが両立できるアイテム」として、じわじわと人気が広がっているそうです。

Neoが目指すのは“寄り添う施術”

取材を通して感じたのは、オーナーさんの 相手に寄り添う姿勢 がすべての軸にあるということ。技術だけではなく、言葉や空気感で「あなたを大事にしています」という思いが伝わるような、そんなサロンでした。

熊谷エリアで「ちょっと身体を整えたい」「病院に行くほどじゃないけど不調がある」という方は、ぜひ一度Neoを訪れてみてはいかがでしょうか。あなたの“今”の状態に、そっと寄り添ってくれるはずです。

リラクゼーションサロンNeo
熊谷市宮町2-176
インスタグラム @riraku_neo